はじめに

2022年11月10日~12日の3日間、パシフィコ横浜で開催された日本ダイガスト展示会に木村鋳造所様が出展されました。ダイガスト展示会はダイカスト企業並びに関連産業の健全な発展を図るとともに最も効率的な最新情報の提供を目的として、開催されます。今年の木村鋳造所様のブースの空間デザインは空間デザインチームLeLien(ルリアン)が担当され、特徴的な展示物を中央にし青と黒を効果的に利用したデザインが魅力的でした。

空間デザインの特徴1:中央に特徴的な展示物を配置

木村鋳造所様のブースの中央には、鋳物の最新製品である大型の鋳物製品が飾られていました。この大型の鋳物製品は来場者の目を引き、ブースの中心点となっていました。また、この展示物の周りには、さまざまなサイズの鋳物製品が配置されており、木村鋳造所様の技術力と品揃えを印象付ける展開となっていました。

空間デザインの特徴2:青と黒を効果的に利用したシンプルな配色

木村鋳造所様のブースでは、青と黒を基調としたシンプルな配色が採用されていました。壁面は青をベースにしたグラデーションで統一感を出しながら、展示物は黒い台の上に配置されていました。この青と黒のコンビネーションは、鋳物という金属製品にマッチした冷たい印象を与えると同時に、シンプルながら高級感のある空間デザインとなっていました。

空間デザインの特徴3:来場者の流れを意識したレイアウト

木村鋳造所様のブースでは、来場者の流れを意識したレイアウトが取られていました。ブースの入口近くには会社のパンフレット等が配置されており、ブース内に入ると次第に製品が配置されており、最内側には先述した大型の鋳物製品がありました。このレイアウトにより、木村鋳造所様の会社概要から製品までを順番に理解できるよう工夫されていました。

施工風景

撤去風景

おわりに

木村鋳造所様の2022年11月10日~12日パシフィコ横浜で開催した日本ダイガスト展示会出展ブースの空間デザインは、特徴的な展示物の配置、青と黒を用いたシンプルで高級感のある色遣い、来場者の流れを意識したレイアウトの3つのポイントが評価できます。鋳物の技術と品ぞろえを最大限にアピールするために力を入れられた空間デザインでした。